災害への備え
大分県立病院ニュース
2019年04月23日
県立病院の役割と災害への備え
当院は災害拠点病院に指定され、災害時には救護活動において中心的な役割を担う病院として位置づけられています。そのため、今後起こり得る大災害に向け平常時から備えの充実を図っていく必要があります。
当院では年に2回、大規模災害を想定した傷病者の受け入れ訓練や職員の登院訓練を関係機関と連携して行っています。また、できるだけ多くの患者さんの命を救うために治療や搬送の優先順位を決定するトリアージ法や、災害を模擬体験できる災害図上訓練の研修会などを実施し、職員の知識と技術の向上に努めています。
今後もさまざまな災害を予測した訓練や勉強会、備えの充実を図り、災害に強い県立病院を目指していきます。
個人でできる防災対策
地震や水害などの自然災害はいつどこで起きるかわからず、常日頃から防災対策を講じておく必要があります。防災対策の基本は「自分の身は自分で守る」ことであり、平常時からしっかりと備えておくことが重要です。 災害への備えについて、個人で何ができるのかを考えてみましょう。
災害への備え
- ハザードマップによる被害想定の確認
- 避難場所と避難場所への経路の確認
- 非常持ち出し品の準備
- 家族との連絡方法の確認(SNS、災害伝言ダイヤル171、災害伝言板など)
- 家具の転倒、落下防止
(災害看護県病専門看護師 西由香里)
※掲載内容の詳細は各科外来・各病棟でお尋ねください。