チームで挑む心不全医療

大分県立病院ニュース

2020年04月21日

 高齢化と治療の進歩により、心不全患者さんの数は急増しています(図1)。心不全医療は日々、進歩していますが、心不全が予後不良の病気であることに変わりはありません(図2)。それに加えて、病気の複雑さや生活背景の多様性に加え、患者さんの価値観なども絡み合い、治療の最適化を図ることや治療の方針を決めることは簡単なことではありません。心不全医療では病気だけでなく、患者さんの価値観や生活背景までをも視野に入れた包括的な支援が必要となります。患者さんに適した医療を提供し、必要な生活調整を行うためには、各職種が専門性を活かし、共通の目標に向かって介入し連携をとる多職種によるチーム医療が求められます。

 当院では心不全サポートチームで心不全に挑んでいます。心不全サポートチームには、医師、慢性心不全看護認定看護師をはじめ、外来看護師、緩和ケアセンター看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどが参加しています。また、外来診療では医師の診察に加え、心不全看護外来も開設し、患者さんが安心して療養生活を過ごせるように取り組んでいます。

 当院では心不全サポートチームで心不全に挑んでいます。心不全サポートチームには、医師、慢性心不全看護認定看護師をはじめ、外来看護師、緩和ケアセンター看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどが参加しています。また、外来診療では医師の診察に加え、心不全看護外来も開設し、患者さんが安心して療養生活を過ごせるように取り組んでいます。

(図1、図2は公益財団法人日本心臓病財団HPより引用)

(循環器内科部長 村松浩平、慢性心不全看護認定看護師 佐藤寛子)

※掲載内容の詳細は各科外来・各病棟でお尋ねください。

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