心不全看護外来のご案内
大分県立病院ニュース
2023年05月31日
「心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です」と定義されています。高齢化や食生活の欧米化により、心不全患者さんは急激に増加しています。
心不全は良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、徐々に進行していく特徴をもっています。心不全は治療により症状が軽快しても、その後の管理がされないと繰り返し悪くなってしまいます。心不全患者さんが症状の悪化なく日常生活を過ごすためには、心不全患者さんご自身が治療に参加し、生活を調整していく必要があります。
大分県立病院では、心不全患者さんの生活を支援するために、心不全看護外来を開設しています。心不全看護外来では、心不全患者さんやご家族が、心不全とうまく付き合いながら、よりその人らしい生活を送るための『療養生活の支援』や『人生会議』(厚生労働省が普及、啓発を行う、もしものときのために、患者さんが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のこと)を一緒に考えています。
また、大分県全体の医療機関で普及、推進している心不全の自己管理用ノート【ハートノート】の教育や配布も行っています。医師とともに、心不全患者さんがハートノートを用いて、自己管理ができるように支援しています。
日時 | 木曜日・金曜日 9時~16時 |
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場所 | 循環器内科外来 |
対象となる方 | 当院循環器内科・心臓血管外科外来に通院中の患者さん |
担当者 | 慢性心不全看護認定看護師・心不全療養指導士 |
受付方法 | 主治医、もしくは循環器内科外来看護師まで、お問い合わせください。 |
(慢性心不全看護認定看護師 佐藤寛子)