眼科診察室をリニューアルしました!

大分県立病院ニュース

2024年04月30日

  すでに受診された方はご存知のことですが、眼科診察室の中を以前のオープンスペースから「検査室」「診察室」「処置室」とそれぞれ区切られたスペースに改装リニューアルしました。これまでの眼科診察室は私が研修医として赴任した25年以上前から変わっていませんでした。
 オープンスペースの診察室は患者さんの誘導や介助に便利なことも多いのですが、患者さんへの説明が他の方に筒抜けになってしまいプライバシー保護の観点から問題が多く、時代にそぐわないものになっていたことから2023年11月に4日間かけて工事を行いました。
 検査機器の配置変更によって患者さんに戸惑いを感じさせたり、「診察室」が今までより少し手狭になったため車椅子の患者さんや付き添いの方に窮屈な思いをさせたりと不自由な面もありますが、「診察室」が個別スペースになったので診察中の患者さんの顔は見えない状態となり、プライバシー保護の面では概ね良好な印象です。2024年4月以降も医師2人体制が続いていますが、3人体制に戻ったときのために診察室を多めに確保しています。
 診療の「室」が変わっただけで診療の「質」は変わっていない、(質は落ちていない)と評価されるよう、日々精進し今後もお役に立てるよう頑張っていきたいと思っています。

(眼科 部長 山田 喜三郎)

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