胃がんは日本人にとって身近ながんであり、1年間に約13万人（男性9万人、女性4万人）が新たに胃がんと診断されています。現在、その半分以上は早期がんで発見され...

　日本人は世界的にみても胃がんが多く、長らくがんによる死因の1位を占めてきましたが、10年くらい前から死亡数が減り始め（図1）、現在では、大腸がんや肺がんが...

　近年、C型肝炎ウイルス治療の進歩によりウイルス性の肝臓がんは減少傾向ですが、肥満や糖尿病に伴う肝臓がんは増加傾向です。また、大腸がんなどからの転移性肝臓...