オプトアウトについて

適応外使用医薬品(オプトアウト)

適応外使用医薬品の情報公開(オプトアウト)

 医薬品及び医療機器は、法律(医薬品医療機器等法)に基づいて厚生労働省で承認された方法で使用することが求められます。しかし、治療の必要上、承認内容とは必ずしも一致しない方法で使用すること(適応外使用等といいます)もあります。
 その場合、当院では倫理委員会において、使用の必要性があるか、有効性・安全性等の面から問題がないかを審議し、承認したうえで使用することとしています。
使用に際し、医薬品の適応外使用等により発生した副作用については、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。

 医薬品の適応外使用等を行う場合、通常は、医療者が文書又は口頭で患者さんまたはご家族に説明し、同意を得ます。しかし、科学的に相当の根拠があり、倫理的な問題が極めて少なく、患者さんに有益であると考えられる使用の際は、文書又は口頭による説明・同意取得を例外的に簡略化することを病院として承認し、当院のホームページ上でその内容について情報を公開しています(オプトアウト)。
 個々の承認内容についてご質問がある場合や同意されない場合は、各治療の説明資料に記載された問い合わせ先までお知らせください。

承認した治療一覧
承認日(承認期間) 医療の内容
2024.10.2承認(承認日から永続) HyperCVAD療法(急性リンパ性白血病に対する多剤併用化学療法)(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) VTD-PACE療法(再発・難治性の多発性骨髄腫に対する多剤併用化学療法)(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) LEED療法(自家末梢血幹細胞移植前の大量化学療法)(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) CAP療法(胸腺腫に対する多剤併用化学療法)(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) シスプラチン+エトポシド療法(胸腺腫に対する化学療法)(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) 低カリウム血症に対する高濃度カリウム製剤の使用(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) プロクロルペラジンの静脈内投与(詳細:PDF)
2024.10.2承認(承認日から永続) 血球貪食性リンパ組織球症(血球貪食症候群)に対するデキサメタゾン投与(詳細:PDF)
2024.11.26承認(承認日から永続) 肺非結核性抗酸菌症(肺アブセッサス症)に対するクロファジミン、アミカシン、アジスロマイシン、イミペネム投与(詳細:PDF)

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