厚生労働大臣が定める掲示事項等
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です
厚生労働大臣が定める掲示事項
1.入院基本料に関する事項
当院は、急性期一般入院料1の適用を受けています。
これは、(日勤・夜勤平均して)常時入院患者7人に対して1人以上の看護職員が勤務するものです。
なお、実際の看護配置については、各病棟の掲示板をご覧ください。
2.「DPC対象病院」について
当院は、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」となっております。
※医療機能別係数 1.5383(2025.3.1現在)
(内訳)
基礎係数(特定病院群)1.0718
機能評価係数Ⅰ 0.3745
機能評価係数Ⅱ 0.0836
救急補正係数 0.0084
3.入院時食事療養に関する事項
当院は、入院時食事療養(Ⅰ)の基準に適合した食事を提供しています。
これは、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6以降)、適温で提供するものです。
4.「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しています。会計窓口にてその旨お申し付けください。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されているものですので、その点、ご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にその旨お申し出ください。
なお、明細書の発行には、会計でのコンピューター入力に多少時間がかかる場合もあります。また、保険適用以外の診療には明細書を発行しておりませんので、あらかじめご了承ください。
5.マイナ保険証によるオンライン資格確認について
当院は、オンライン資格確認等システムを導入しています。
患者さんがマイナ保険証をカードリーダーで読み込み、「過去の診療情報等の提供」に同意すると、医師は電子カルテ上で、患者さんの薬剤情報や特定検診情報、その他必要な情報を取得・活用し、診察することができるようになります。
とっても簡単!マイナンバーカード
6.保険外負担に関する事項について
当院では、個室使用料、日常生活のサービスに係る費用、診断書・証明書などの文書の発行に係る費用等について、その利用日数、枚数等に応じた実費のご負担をお願いしております。
(1)個室使用料
料金表
(2)日常生活のサービスに係る費用
① 病衣の貸出料について
入院される場合の病衣は各自お持ち込みになれます。
病院で用意する病衣をご使用になる場合は、貸出料として1日につき77円(消
費税及び地方消費税を含む)いただきます。
ご使用になる場合は、入院時に「入院案内」または病棟看護師までお申し出
ください。
なお、貸出の病衣は、夏季(7~9月)は週3回、それ以外の期間(10月~6
月)は週2回交換いたします。
② おむつ代等
料金表
(3)文書料・セカンドオピニオン料・医師面談料・長期入院料等について
料金表
(4)自費診療に係る費用
保険外負担・任意の予防接種料
分べん料
(5)歯科保存に係る鋳造歯冠修復料・金属床義歯価格
料金表
(6)診療記録等の写しの交付に要する費用について
料金表
7.「非紹介患者加算料」について
診療所と大病院との機能分担を推進するための法令等の改正に伴い、令和4年10月1日より他の保険医療機関等からの紹介によらず、当院に直接来院した患者さんについては、初診及び再診に係る費用として、下記のとおり非紹介患者加算料をご負担いただきます。
ご不明な点については「総合案内」又は「新患受付」におたずねください。
「非紹介患者加算料」について
8.治験についてのお知らせ
当院では、下記のような治験を実施しています。
治験の内容や対象となるかについては、実施診療科等へお尋ねください。
治験についてのお知らせ
施設基準・算定要件で定める掲示事項
1.急性期充実体制加算に係る実績
2.医療従事者の負担軽減及び処遇改善のための取組
当院では、医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取組を行っています。
当院における取組内容
3.緩和ケアチームのご案内
緩和ケアは、からだや気持ちのつらさをやわらげ、自分らしく過ごせるよう支援する積極的治療です。
病気の診断時から始まり、治療中でも受けることができます。大分県立病院では、主治医チームと緩和ケアチームが協力して、緩和ケアを提供しています。
つらい時や、緩和ケアチームに相談したい時は、主治医や看護師に遠慮なく声をおかけください。
4.栄養サポートチーム(NST)について
当院では、栄養障害の状態にある患者さん又は栄養管理を行わなければ栄養障害の状態になることが見込まれる患者さんに対し、主治医からの依頼等に基づき、栄養管理に係る所定の研修を受けた医師、看護師、薬剤師、栄養管理士等多職種からなる栄養サポートチーム(NST)による栄養管理を行っています。
毎週1回(水曜日の午後)、回診・カンファレンスを実施し、栄養治療実施計画書を作成し、これをもとに主治医等と共に、栄養管理を行います。
飲み込みにくさ(嚥下障害)のある患者さんの、嚥下評価・訓練も行っています。
5.医療安全対策について
当院における医療安全対策と患者さんの安全確保を推進するために、「医療安全管理室」を設置し、医療安全に関する業務を行っています。
※患者さん又はご家族からの医療安全に関する相談や支援に医療安全管理者等が応じる窓口を下記に設置しています。
1.設置場所
1階「医療相談室」
2.窓口開所時間
午前8時30分から午後5時まで
(祝日及び12月29日から1月3日までを除く月曜日から金曜日まで)
6.院内感染対策について
当院では、院内感染対策指針に従い、感染対策チーム(ICT)が中心となり、病棟各部署と連携して院内感染状況の把握、感染拡大防止等の対策を機動的に実施し、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が抗菌薬の適正使用支援を実施しています。
【院内感染対策に関する職員研修】
・全職員を対象にした研修会の実施
・新規採用職員、医師(研修医)、委託職員等を対象にした教育の実施
・院内感染証発生、新興感染症発生時等に備えた訓練の実施
・関連医療機関等の研修、指導、カンファレンスの実施
【感染症の発生状況の把握、分析、報告】
・感染情報を臨床検査技術部より感染対策チーム(ICT)へ随時報告し、分析、対応
・感染情報レポート(週間、月間)、感染症ニュースレターを院内電子掲示板への掲載、
部長会報告
・抗菌薬の使用状況等を抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が把握、分析、周知、報告、
指導
・院内感染集団発生(アウトブレイク)が疑われる場合は、速やかにICTが調査、報告、
対策、状況収束
【院内感染対策のため必要なマニュアル整備】
・「院内感染対策マニュアル」を各部署に配置し、感染対策を周知徹底
7.「医療相談室の設置」について
当院を利用される患者さん及びご家族からの相談及び苦情に適切に対応するため、相談窓口として「医療相談室」を設置しております。「医療相談室」では、次のような内容のご相談をお受けしております。
1.相談等をお受けする内容
〇医療、福祉・保健、診療費の支払い等に関する相談
〇医療安全に関する相談及び苦情等
〇がん患者さんの就労を含む療養環境の調整
2.設置場所
1階「医療相談室」
3.窓口開所時間
午前8時30分から午後5時00分まで
(祝日及び12月29日から1月3日までの間を除く月曜日から金曜日まで)
8.医薬品の変更に関するご案内
昨今、コロナ禍等の影響で、製薬会社において製造の遅れや出荷停止が生じ、全国的に医薬品の供給が不安定な状況が発生しています。
当院で採用している医薬品が入荷困難になった場合は、別の会社の同じ有効成分の医薬品に採用を変更することで対応させていただいています。
万が一、別の会社の医薬品も入手困難になった場合は、治療計画の見直しを行い、十分に説明を行った上で、同様の効果を持つ医薬品に変更させていただく場合もあります。
また、当院は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の品質、安全性、安定供給体制等の情報を収集・評価した上で、後発医薬品を90%以上使用する体制を整備した医療機関であり、「一般名処方」(成分による処方)を推進しています。一般名処方により、有効成分が同一の医薬品が複数あった場合は、先発医薬品もしくは後発医薬品を患者さんご自身で選択ができ、経済的負担も軽くすることが可能です。
※令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組みとして、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を患者さんが希望される場合は、その薬価差額の4分の1相当を特別の料金としてお支払いいただく制度が導入されました。
医薬品の供給状況を踏まえ、一般名処方においても十分に説明を行った上で対応させていただきます。
9.後発医薬品の使用促進について
「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」は、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れた後に製造される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、同一の効能・効果※を持つ医薬品のことです。(※新薬が効能を追加している場合などは異なる場合があります)。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が厳格に審査のうえ、新薬と同等であるものとして厚生労働大臣が認めているため、安心して使うことができます。
後発医薬品は一般的に研究・開発に要する費用が低く抑えられることから、後発医薬品に比べて薬価が安くなっています。国は、患者さんの負担軽減や医療保険財政を改善するため、後発医薬品の使用を促進する様々な施策に取り組んでいます。
当院も入院及び外来において、後発医薬品を積極的に使用しており、その役割は年々増えています。また、外来院外処方についても、一般名処方を推進しています。
しかし、一部の後発医薬品について供給不足が続いています。医薬品の供給不足が発生した場合、治療計画を見直したり、他の医薬品に変更する可能性があります、医薬品を変更する場合は、変更内容について十分にご説明します。
●当院の外来院外処方せんに記載された「【般】」とは?●
一般名処方(処方せんに、医薬品の商品名ではなく、成分名で記載しているもの)のことを表しています。
10.バイオ後続品の使用促進について
「バイオ後続品(ジェネリック医薬品)」は、国内ですでに承認された「バイオテクノロジー応用医薬品(先行バイオ医薬品)」と同等・同質の品質、安全性及び有効性を有する医薬品のことです。(例:インスリンリスプロ、インフリキシマブ)
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が厳格に審査のうえ、先行バイオ巣薬品と同等であるものとして厚生労働大臣が認めているため、安心して使うことができます。
バイオ後続品は一般的に研究・開発に要する費用が低く抑えられることから、先行バイオ医薬品に比べて薬価が安くなっています。国は、患者さんの負担軽減や医療保険財政を改善するため、バイオ後続品の使用を促進する様々な施策に取り組んでいます。
当院も入院及び外来においてバイオ後続品の使用に積極的に取り組んでいますのでご理解をよろしくお願いします。
併せて、バイオ後続品の導入に関する説明も積極的に実施しています。
ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。
11.退院支援員の配置について
当院では、各病棟に専任の退院支援員を配置し、病棟看護師と協働して退院支援に取り組んでおります。
入院から、患者さんが適切な退院先や時期に、安心して退院できるよう、お手伝いさせていただいています。
ご協力をお願いいたします。
12.救急外来では院内トリアージを行っています
院内トリアージとは、診察前に専門知識を有した看護師が症状を伺い、緊急度・重症度を判定して、より早期に診察が必要な方から優先して診療する仕組みです。
重症度が高い患者さんから優先して診察を行いますので、診察の順番が前後することや待ち時間が長くなることがありますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
夜間・休日・深夜の時間帯に複数の患者さんがいらっしゃる場合には、初診の方において「院内トリアージ実施料」を算定させていただきます。
ご気分や病状の変化、質問などございましたら、いつでも受付や看護師にお声かけください。
13.「ラピッド・レスポンス・チーム(RRT)」について
当院では、患者さんの意識や呼吸、循環などが急激に悪化する前に出現する兆候を捉え、状態の悪化を未然に防ぐ取り組みとして、所定の研修を修了した医師、看護師などで構成されるチーム(ラピッド・レスポンス・チーム)を運用しています。
患者さんの状態が変化する兆候が出現したら、主治医または受け持ち看護師とラピッド・レスポンス・チームが一緒に患者さんの処置を行い、状態の悪化を未然に防ぎます。
このような活動を通じて収集したデータは、個人が特定できないよう匿名化し、今後の活動に向けた改善策の提案や、院内職員の研修に活用します。
14.「ハイリスク分娩管理加算」について
当院では、3名以上の常勤の医師と助産師を産科に配置し、入院中のハイリスク分娩の対象となる妊産婦の妊娠・分娩管理を行っています。
なお、令和6年1月~令和6年12月に当院で行った分娩件数は473件です。
15.ハイリスク妊産婦共同管理料について
当院では、次の医療機関と連携して妊産婦の共同管理に当たり、平成18年7月1日から「ハイリスク妊産婦共同管理料(Ⅰ)」、「ハイリスク妊産婦共同管理料(Ⅱ)」の適応を受けています。
連携保険医療機関一覧
16.【外来腫瘍化学療法診療料1及び連携充実加算】の施設基準に関する掲載
・専門の医師、看護師、または薬剤師が院内に常時1人以上配置され、患者さんから電話等
による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
<治療中に体調不良が起きた時の連絡・相談先>
平日の8時 15分~ 17時:外来化学療法室 097- 546- 7230(直通)
土日祝、平日の上記以外の時間帯:病院代表097- 546- 7111
・体の状態に応じて、入院が必要な場合は入院できるように医師と調整します。また、患者
さんやご家族の希望に沿って、かかりつけの医療機関などに連携します。
・当院では、月に1回「がん化学療法運営委員会」を開催して、実施される化学療法のレジ
メン(治療内容)の審査を行っています。審査には、医師や薬剤師、看護師など多職種が
参加し、治療の妥当性や安全性を評価しています。外来化学療法室では、レジメン審査で
承認されたレジメンのみを使用して治療を行っています。
・当院で実施される化学療法のレジメンは、当院ホームページの「薬剤部部門」から閲覧で
きます。また、他の保険医療機関や保険薬局からのレジメンに関する照会・相談及び情報
提供等に応じる体制についても掲載しています。
17.維持透析をしている患者さんの下肢末梢動脈疾患の管理について
当院で維持透析をされている患者さんには下肢末梢動脈疾患のリスクを減らすために評価を行い、必要な指導を行っています。
リスクの高い患者さんにはご本人やご家族に説明の上、当院の複数の診療科と連携して専門的な治療を行う体制を整えています。
18.厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績について
19.その他
〇当院では、屋内外を問わず「病院敷地内全面禁煙」となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。