先輩からのメッセージ
中堅ナース
最先端の高度医療に携わり、活躍できる!
東原 美和(とうはら みわ)
所属:産科病棟(産科一般病床、MFICU)
助産師歴:3年(2018年2月現在)
県病を選んだ理由
大分県唯一の周産期センターに可能性を感じて
私の母も県病の現役ナースです。ずっと小児科で働いていて、病院内の保育園が私の遊び場で学び場でした。母の同僚の看護師さんたちにも随分かわいがっていただき、同じ道を目指すようになりました。特に小児に関する分野に関心があり、看護師専門学校を卒業後、専門性を高めたいと考え看護大学を受験・入学、助産師の資格を取得しました。大分県唯一の周産期センターは、出産前後の母体や胎児や新生児に対して高度な医療を提供できる機関です。「入職するなら小さな頃から親しみのある県病」がいいなと思っていましたが、質の高い医療を提供できることも入職の理由です。
県病の特徴
毎回感動する、命の誕生の瞬間
現在は助産師として、母体と胎児の集中治療室・MFICUでお産前の妊婦さんを担当、分娩をサポートしています。例えば高血圧、糖尿病などの何らかの疾患がある方には、身体のケアはもちろんのこと、心のケアも必要です。私たちの使命は妊婦さんの状態を見て不安を取り除くこと、そして赤ちゃんの心音を聞きながら、ストレスのない安定した環境を提供することもあるのです。時には母体の状態が急変し、緊急帝王切開手術を行うこともあります。そんな緊迫した状態で赤ちゃんが無事に生まれた時の感動は言葉にならない程、嬉しいですね。
県病の魅力
産科と新生児科によるチームワークが抜群!
通常、赤ちゃんは満期で誕生しますが、母体・胎児の状態は人それぞれ違うため早産で生まれるケースも少なくありません。早産の危険性があり、20週くらいで入院されたり、反対に予定日を過ぎても生まれてこないケースもあったりと、それぞれの妊婦さんにあった判断や処置が必要で柔軟に対応しなければなりません。県内唯一の総合周産期母子医療センターであり、その上チームワークが良いことも県病の大きな魅力。県病では産科は異動が少なく、長い間、同じ場で働いているので、皆、仲が良いんです。また、全員で新人をフォローしていく体制が整っていて、何でも相談できる雰囲気がありますね。
メッセージ/目標
安心して〝お母さん〟になれる場を提供したい
命が誕生する場で、妊婦さんが不安を感じるようなことがないようにと思い、頑張っています。わからないことはすぐ先輩に指導を仰ぎますが、逆に後輩に質問されることも。自分をかえりみて勉強し直すことも多いですね。助産師として成長していける場が県病にはあります。今は生まれる前の命に向き合い、妊婦さんが安心して、お母さんになれる場をつくる毎日。時々、母と話すこともあり、母としての応援の言葉に励まされています!