このたびは、看護職員の不適切な対応により、患者様に大変不快な思いを抱かせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
　大分県立病院では、患者様に対する接遇に関して、日頃から職員に対し指導・教育しております。一人ひとりの患者様へ十分に配慮し、患者様の立場に立って対応するよう努めております。しかしながら、今回ご指摘いただいた事実から、これらの取り組みが決して十分ではなく、全体に浸透していないものと改めて気づかされました。これは、医療者・職業人として恥ずべきことであり、患者様・ご家族に対しては本当に申し訳ないことと受け止めております。
　まずは、この事実を職員一人ひとりが真摯に受け止めるよう周知致します。周知・教育方法としては、今回いただいたご意見からは部署の特定ができませんでしたので、看護部組織である師長会と質管理委員会にて共有致します。各会には各部署の責任者や担当者が参加しますので、これらの者を通じて全看護職員に周知し、「自らの言動を振り返ること」「言われた患者様の立場に立って考えること」「看護専門職としてどうあるべきか」を具体的に考えることにより、改善を致します。病棟看護責任者としましては、これらが徹底できるよう確認し、指導してまいります。また、接遇マニュアルに加えるなどして、接遇面の改善に徹底して取り組みます。
　この度は、大変貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。