ご意見箱に対する回答
ご意見箱に対する回答
4月に母が5日間入院した。携帯電話を持っておらず認知症が進むことが心配で、リモート面会を申し込んだら看護師に、あれは重症患者だけと怒られ、着替えを取りに行ったら、大丈夫だと怒られた。オムツを使用せず、着替えも全くしていなかった。身体も拭かなかったのだと思った。ひどい対応なので、この看護師を教育・指導してほしい。初心に返ってほしいし、言い方にも気をつけてほしい。
2022年08月03日
職員の対応について
このたびは、大変不快な思いを抱かせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
当院では、患者さん・ご家族への接遇に関して、日頃から職員に対し指導・教育を行い、一人ひとりの患者さん・ご家族へ十分に配慮し、その方々の立場に立って対応するよう努めていますが、今回ご指摘いただいた事実から、これらの取り組みが決して十分ではなく、全体に浸透していないものと改めて気づかされました。
特に現在はコロナ禍における面会制限により、ご家族やご友人との面会が自由にできないことなどから、よりご心配も強いことと拝察致します。そのような中、ご家族のお気持ちを汲み取り、看護師としてより一層配慮すべきところ、至らずに本当に心苦しい限りです。
いただいたご意見の内容を職員と共有し、振り返りを行いました。
面会に関しては、患者さんが手術後動けるようになった際に、1~2週間に1回程度、患者さんを車椅子などで廊下にお連れし、距離を置いてではありますが、ご家族と面会をしていただけるようにしております。これについて、ご理解いただけるように看護師が充分説明できていなかったものと思われます。大変申し訳ございませんでした。
また、身体拭きに関しては、毎日使い捨てのタオルで実施し、病衣は週2日または発熱などで汚れた際に下着と共に交換させていただいています。
お母様の身体拭きも毎日行いましたが、入院期間が5日間で土日も挟まったため、シャツなどの洗濯物が少なかったようです。
本来であれば転院前日にシャワー浴を行うのですが、前日に急遽転院が決まり、対応することができませんでした。重ねてお詫び申し上げます。
ご意見を受け、当該看護師と部署の看護師全員に、患者さんやご家族に寄り添った言葉かけをすること、ゆっくりと療養できる環境作りに配慮するよう、改めて指導いたしました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、患者さん・ご家族には大変ご不自由をおかけしていますが、今後も引き続き、できる限り安心・安全に入院生活が送れるように尽力してまいります。