この度は、食事について、量と味付けに関する貴重なご意見をいただき、大変ありがとうございました。
　病状によって異なりますが、量については、目安としてエネルギー（カロリー）で申し上げれば、常食（普通食）は、入院患者様の年齢等を基に、１日あたり平均１，８５０キロカロリーの食事を提供しています。
　入院中は活動量が少ないことや、病状によって個別に医師からエネルギー等の指示がある場合はそれに準じた食事を提供しておりますので、少ないようでしたら、まずは主治医に相談をお願いします。おかずは、家庭や外食で食べられている一般的な量に比べると少ないと感じる方が多いようですが、充分なたんぱく質やビタミンなどの栄養素が摂取できるようにしていますので、ご安心いただければと思います。
　味付けのうち特に塩味については、薄い、濃い、丁度いいと、様々なご意見をいただきます。より多くの患者様に丁度いい、美味しいと言っていただけるように、食事は毎食、医師・管理栄養士が「検食」をして、彩りや量、味付けなどに対する所見を記録し、それを参考に献立や食材の見直しを行っています。今後も、病院食への理解を深め、調理師等と研鑽を重ねて少しでも患者様においしく召し上がっていただけるよう、努力して参りたいと考えています。